AboutNYCM - New York City Marathon 2008 report


ニューヨークシティマラソンとは

概要

以下、引用

ニューヨークシティマラソン(New York City Marathon)は、毎年11月第一日曜日にアメリカ合衆国のニューヨークで開催される、マラソン大会。ニューヨーク市の5区すべてを通り、マンハッタンでゴールとなるコースである。約35,000人を超える完走者を誇る、世界最大のマラソン大会のひとつである。アメリカ合衆国においては、シカゴ、ボストンと並ぶ大規模都市市民マラソン大会のひとつである。
大会はニューヨーク・ロードランナー協会(New York Road Runners、NYRR)が主催し、1970年より毎年開催されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

引用終わり

いわゆる都市型国際市民マラソンと呼ばれる大会は世界中にありますが、その草分け、かつ代表的な存在であり、 シカゴ、ボストン、ベルリン、ロンドンなどと並んで、世界で最も参加者・応援規模の大きいマラソンの一つです。 

引用の通り、1970年より開催されていて30年以上の歴史がある大会で、 東京マラソンはこの大会をモデルにした、といわれています。

コース自体はアップダウンがあるため、ベルリンなどの高速コースと比べて記録的には厳しい大会ですが、約38,000人以上のランナーに加え、沿道の応援は200万人以上、まさに街全体を挙げたお祭りであり、その熱狂的な盛り上がりは、他に類をみないともいわれます。



ワールド・マラソン・メジャーズ

また、ニューヨーク、シカゴ、ボストン、ベルリン、ロンドンの5大会と、世界選手権およびオリンピックをあわせた7つの大会で、上位入賞者にポイントを与え(例:1位25ポイント、2位15ポイント、3位10ポイント・・・以下略)、2年間のポイントの合計でランナー世界一を決める、という試み=ワールド・マラソン・メジャーズが、2006-2007シーズンから始まっています。 そのなかの一つということで、トップランナーにとっては更に重要な大会となっています。 

誤解を恐れずにいうならば、テニスのグランドスラムや、F1世界選手権のマラソン版、といえるのではないでしょうか。

ちなみに、男女とも、ポイント獲得総合1位の選手には、賞金50万ドルが贈られるそうです。











friendrun-ex.JPG

国際友好ランの様子














ラドクリフ

ニューヨークシティマラソン2008、
女子1位のポーラ・ラドクリフ選手

データで見る、ニューヨークシティマラソン2008

( ※公式サイト こちらより、引用して一部を改変しています)


※ 各表間で、合計数が正確には合ってないですが、公式サイトの結果をそのまま載せさせていただきます。 大きくずれてはいないと思うので、おおよその参加規模がわかる、という程度でご理解くださいませ。

Starters(参加者数)
Men    25,669
Women  13,163
Total  38,832


Finishers(完走者数)
Men    25,216
Women  12,880
Total  38,096


Weather(天候)
Fair, 47°F(=8℃), 41% humidity, wind NE 8 mph.(=3.6m/s)
(晴れ、気温8℃、湿度41%、北東の風3.6m/秒)





e-start017.JPG

ベラザノ・ナロウズ橋、スタート1時間前

Finishers by Age Group(年代別)
                            Men     Women     Total
18-19                        78        36       114
20-29                     2,862     2,747     5,609
30-39                     7,645     4,460    12,105
40-44                     4,906     2,228     7,134
45-49                     3,810     1,619     5,429
50-54                     2,945     1,028     3,973
55-59                     1,608       447     2,055
60-64                       904       216     1,120
65-69                       306        74       380
70-74                       111        14       125
75-79                        28         6        34
80-89                        10         5        15


Oldest runners(最年長完走者)
Woman:Yolande Marois, age 83,CAN, 7:48:46
Man:Peter Harangozo, age 87,NY,USA,  8:00:39


Previous Race Experience(マラソン経験の有無)
                              Men     Women     Total
Have previously run(経験者) 14,685     7,069    21,754
Have never run(初挑戦)      10,471     5,786    16,257





フレンドラン・記念撮影

インターナショナル・記念撮影




ちなみに日本人の最高齢完走者の方は、女性は80歳の方でタイムは
7時間50分39秒、男性も80歳の方で6時間10分46秒だったそうです。

United States Finishers(アメリカ国内完走者)
                              Men     Women     Total
1 New York                  4,934     3,483     8,417
2 New Jersey                1,207       740     1,947
3 California                  473       459       932
4 Connecticut                 338       214       552
5 Massachusetts               276       275       551
     :
   total                    9,995     7,278    17,273
 (50 states)
      
      
International Finishers(外国人完走者)
                              Men     Women     Total
1  Italy                    2,553       596     3,149
2  United Kingdom           2,098       929     3,027
3  France                   2,159       621     2,780
4  Germany                  1,926       649     2,575
5  Netherlands              1,221       452     1,673
6  Canada                     480       476       956
7  Switzerland                455       182       637
8  Spain                      559        76       635
     :
12 Denmark                    255       106       361
12 Japan                      214       147       361
     :
   total                   15,007     5,528    20,535
 (105 countries and regions (except USA) )
 
 
 US/International Ratio(外国人完走者比)
US total                   17,273 = 45.7%
Int. total                 20,535 = 54.3%                            


外国人参加者では、イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、
スペインなどのヨーロッパ主要国と、カナダがやはり多いです。 

ただ、国の団結力と言う点では、あくまで見た印象ですが、
フランスとオランダが断トツだと思います。 みんなで統一の
ジャージを着てるし、どこへ行っても奇声気勢をあげていました。





フレンドラン・国連前

フレンドラン直前、国連本部前



参考:主要大会の外国人参加者数
               Domestic      Int.     Total   Int.Ratio(%)
New York        15,560     22,666    38,226    59.3
Chicago         27,139      4,224    31,363    13.5
Boston          18,104      3,832    21,976    17.6
London          32,167      2,468    34,635     7.1
Berlin          18,818     17,075    35,893    47.6

※ニューヨーク、ボストン、ベルリンはランニング、車いす、ハンドサイクルの合計
 シカゴ、ロンドンはランニング、車いすの合計
※ 各大会の公式サイトを元に、独自に作成

全体(Total)に対する、国内完走者(Domestic)と、
外国人完走者(Int.=International)の人数の比較です。
外国人参加率は右端の(Int.Ratio)で表しています。

シカゴ、ボストン、ロンドンが外国人にとっては狭き門・・・
というよりはむしろ、ニューヨークとベルリンがかなり外国人に
広く開かれている、 と言った方がいいのかもしれません。
ニューヨークに至っては、半数以上が外国人です。参加した国・地域は、
地元のアメリカ合衆国も含め合計106にのぼります。

たとえば、東京マラソンの参加者(2008年は約26,000人)の半数が
外国人だったら・・・?自分は今の時点では想像しにくいです・・・が、
今後の運営方針にもよりますが、あと何年、十数年かすれば、
外国人参加者もどんどん増えていって、
より国際的な大会に発展していくのかもしれないですね。